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QUALCOMMのBREW Mobile Platform、Adobe Flashに対応
これまでBREW ClientでFlash Liteに対応していたが、BREWの新プラットフォームでFlashに対応。またタッチスクリーンにも対応した。
米QUALCOMMと米Adobe Systemsは5月28日、QUALCOMMのBREW Mobile Platformに、Adobe Flash技術を搭載することで合意した。開発者はBREW環境で、Adobe Flashを用いたリッチアプリケーションやWebコンテンツを開発できるようになる。これまでは、AdobeがBREWに対応したFlash Liteコンテンツ作成ツールを提供していた。
両社はそれぞれの開発ツールでBREW Mobile Platformをサポートする。各開発ツールの今後のリリースで、開発ワークフローの改善に協力して取り組むことでも合意した。
BREW Mobile Platformは、従来のBREW ClientのサービスやAPIを拡張し、端末のデータベースへのアクセスやタッチスクリーンにも対応する。開発者、通信事業者、端末メーカーに公開され、自由な再利用が認められる。Flash技術を統合したBREW Mobile Platform搭載のQUALCOMMチップセットは、今年秋に出荷開始の予定。
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