オタクによるオタクのための雑誌「メカビ」(講談社)が、昨年12月発売の2008年冬号を最後に休刊することが決まった。「メカビ編集室Blog」で公表した。
メカビは、オタク編集者によるオタクのための雑誌として2006年6月に創刊。不定期刊で、麻生太郎衆議院議員やGacktさんやなど有名人インタビューから、ギャルゲー、同人誌のレビューまで幅広く掲載してきた。昨年秋に季刊化したものの、販売部数は創刊号の半分以下に落ち込んでいたという。
松下友一編集長はブログで「季刊化を宣言し、たくさんの方にご協力、ご助力頂いている最中でしたので、担当者としても慚愧(ざんき)に堪えません。中途半端な形で幕引きを迎えることになってしまい、たくさんの方にご迷惑おかけしました」とコメントしている。
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講談社からオタクによるオタクのための雑誌「メカビ」が創刊される。麻生外相に“ローゼンメイデン問題”を直撃したインタビューがある一方、ギャルゲーレビューも盛り込む。何でもありに見える同誌だが、「萌え」の思想で貫かれているという。
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