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3D仮想空間「splume」がIEからアクセス可能に SNS機能も強化
3D仮想空間「splume」がリニューアルした。従来は専用ブラウザでアクセスする必要があったが、IEからも利用可能に。SNS機能も強化した。
スプリュームはこのほど、3D仮想空間「splume」をリニューアルし、α版として公開した。従来は専用ブラウザでアクセスする必要があったが、専用プラグインを使ってInternet Explorerからも利用できるようにした。
splumeは、ユーザーが持つWebサーバに3D空間を構築でき、ほかの3D空間とリンクさせられるサービス。アバターを操作して空間を歩き回ったり、ユーザー同士でチャットできる。
α版はSNS機能を強化し、ユーザーごとの「マイルーム」や、ユーザー同士で共有できる空間「コミュニティー」を設置した。日記やメッセージ機能も備えた。
動画や画像、音楽をアップロードする機能も追加。マイルームでお気に入りの音楽を流したり、コミュニティーで動画を見ながらチャットするといったことが可能だ。
今後、携帯電話用サイトを公開する。携帯サイトは2Dだが、チャットや、携帯で撮影した動画をアップロードするといったことが可能になる予定だ。企業の広告をsplume内に掲載することも検討している。
3DのCG制作に20年以上携わってきたという同社の梶原千春社長は「自分が考えている世界を再現したり、ほかのユーザーと共有できる3Dの楽しさやわくわく感を、splumeを通じて伝えていきたい」と話している。
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