キャリア向け通信機器大手の米Tellabsは6月11日、富士通と米国子会社のFujitsu Network Communicationsを相手取り、同社の特許を侵害したとして、米イリノイ州北部連邦地裁に訴訟を起こした。
Tellabsは、富士通が「FLASHWAVE」シリーズとして提供するROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexing、遠隔波長制御可能な波長多重化システム)を含む複数の製品が、同社が所有する米国特許(特許番号7,369,772号)を侵害していると主張。販売差し止めと損害賠償支払いを求めている。
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