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米上院反トラスト委員長、GoogleとYahoo!提携に懸念
上院の反トラスト小委員会の委員長が、GoogleとYahoo!提携が独禁法に違反しないかどうかを調査するとコメントした。
米上院の反トラスト小委員会の委員長を務めるハーブ・コール上院議員(ウィスコンシン州選出・民主党)は6月12日、米Googleと米Yahoo!の提携発表を受けて、この提携の内容を綿密に調査すると発表した。
コール上院議員は「インターネット広告と検索サービス分野で直接競合するテクノロジー大手2社の提携は、競争面で重要な懸念を生んでいる。この提携による広告主と消費者への影響は広範囲に及ぶため、慎重な検討は当然であり、われわれは反トラスト小委員会において、競争とプライバシーに与える影響を詳細に調査する計画だ」と述べた。
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