ニュース
ガソリン代高騰でスタンド検索サイトの訪問数が上昇
昨今のガソリン代高騰のため、少しでも安いスタンドを探そうとするユーザーを反映し、ガソリン価格情報サイトの訪問数が増加している。
調査会社の米comScoreは6月20日、米国の地域別に最もガソリン価格が安いスタンドを紹介するWebサイトGasBuddy Organizationの5月のユニークビジター数が、過去最高の250万人に達したことを明らかにした。
米国での平均ガソリン価格は徐々に上昇しており、米エネルギー情報局によれば、6月第2週の平均価格は1ガロン当たり4.09ドルと過去最高を記録した。comScoreによると、ガソリン価格とGasBuddyの訪問者数は完全な相関関係にある。
4月にGasBuddyを訪れたビジターが使用した検索ワードで最も多かったのは「ガソリン価格」を含むものだった。同月、約100万人が「ガソリン価格」を含むフレーズで、173万回の検索を実施したという。この検索回数は前年同月比で175%増となる。
昨年、ガソリン価格の1カ月の上昇率としては10%増と最も大きな数字を記録した10月から11月にかけて、検索サイトでのガソリン価格の検索が増えた。この検索増で最も恩恵を受けたのがGasBuddyで、「ガソリン価格」を含む検索結果の37%が同サイトへの訪問につながり、訪問数は64万回に上ったとしている。
関連記事
- 通勤でいらつく米ドライバーの実態が浮き彫りに――IBM調査
- ケータイで1円でも安いガソリンスタンドを探す
高くなってしまったガソリン。しかし地域によって価格差も大きい。ケータイで検索すれば、お得なガソリンスタンドが見つかるかもしれない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.