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はてな、検索ベンチャーと提携 はてブ新機能を共同開発
はてなとプリファードインフラストラクチャーが提携。協業第1弾として「はてなブックマーク」に、ブクマしたURLに関連するページを自動抽出する新機能を実装。
はてなは7月15日、検索エンジンやリコメンドエンジンなどを開発しているプリファードインフラストラクチャー(東京都文京区)と、ネットサービスの共同開発で提携すると発表した。第1弾として同日「はてなブックマーク」(はてブ)に、「関連エントリー表示機能」を追加した。
関連エントリー表示機能は、ブックマークされたWebページに関連するページをはてブ内から自動で抽出し、タイトルを一覧表示する。議論が起きているテーマや技術解説に関連するページを一覧できるなど、ユーザーが有用な情報に出合える可能性を高める。
新機能は今年6月の両社共同開発合宿からうまれた。プリファードインフラストラクチャーの「類似情報抽出エンジン」を活用し、高精度に関連エントリーを抽出できるという。
提携は「両社の長期的な発展が目的」で、「はてなのネットサービス開発能力と、プリファードインフラストラクチャーの情報処理技術を組み合わせてサービス開発を行うことで、ネット分野での成長を目指す」としている。両社は現在「さらに新規性の高いシステムの開発に取り組んでいる」という。
プリファードインフラストラクチャーは2006年3月に設立された従業員9人の技術ベンチャー。全文検索エンジン「Sedue」や連想検索エンジン「Reflexa」、関連記事推薦エンジン「Hotate」などを開発し、外部に技術提供している。
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