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東証、またシステム障害 先物など取引停止
東証は、金融機関などに情報配信するシステムに障害が発生したため、TOPIX先物など派生商品の取引を午前9時21分に停止した。復旧のめどは立っていない。
東京証券取引所は7月22日、金融機関などに情報配信するシステムに障害が発生したため、東証株価指数(TOPIX)先物など派生商品の取引を午前9時21分に停止した。原因は調査中としており、午前11時35分現在、復旧のめどは立っていない。
取引を停止したのは、指数先物、同オプション、有価証券オプション、国債証券先物、国債証券先物オプション、債券。情報配信システムに障害が起き、一部の金融機関で注文状況などが表示できなくなっていたため取引停止を決めた。後場の取引については午後1時ごろ発表する。
東証は2月8日にも、システム障害で派生商品の取引を停止している(東証でシステム障害 一部商品の取引停止)。
(※午後2時10分追記)
システムは午後1時45分に復旧し、取引を再開した。
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