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米Yahoo!、4〜6月期は減益に
Yahoo!の第2四半期決算は、自社サイトの広告収入は堅調だがアフィリエイトサイトからの広告収入と課金サービスが不振。増収は維持したものの減益となった。
米Yahoo!は7月22日、第2四半期(4〜6月期)の業績を発表した。売上高は前年同期比6%増の17億9800万ドル。純利益は1億3100万ドル(1株当たり9セント)と前年の1億6100万ドルから減じた。
トラフィック獲得コスト(TAC)を除外した売上高は13億4600万ドルで前年同期比8%増。
自社運営サイトにおける広告収入は前年同期比14%増の10億1600万ドルとなったが、アフィリエイトサイトの広告収入は前年同期比で4%減の5億7100万ドルとなった。課金サービスは前年同期比1%減の2億1100万ドル。
共同創設者でCEOのジェリー・ヤン氏は第2四半期に取り組んだ新たな検索技術やパートナーシップに触れ、「当社は正しい戦略で進んでおり、インターネットの成長を加速する中心的トレンドを利用できる位置につけるための変革的投資を続けている」と述べた。
今後の見通しについては、第3四半期の売上高を17億8000万〜19億8000万ドル、通年では73億5000万〜78億5000万ドルとみている。
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