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KDDIのWebメールに他人のメールが見える不具合 サービス停止
KDDIは、ISP「au one net」(旧DION)のWebメールサービスを停止した。ユーザーがほかのユーザーのメールを閲覧できた事例が1件あったことを確認したため。
KDDIは7月25日午後4時17分から、ISP「au one net」(旧DION)のWebメールサービスを停止した。ユーザーがほかのユーザーのメールを閲覧できた事例が1件あったことを確認したため。原因は調査中で、復旧のめどは立っていない。
au one net(250万契約)のWebメールサービス(18万5290ID)にログインした際、ほかのユーザーの送受信メールやアドレス帳を閲覧できた事例が1件あった。ユーザーから18日に申告があり、調査した結果、24日に事象を確認した。問題を確認したのはこのユーザーのみ。メールソフトによる閲覧やau携帯では問題は発生していないという。
問題が起きたサービスは2006年3月に開始。ユーザーは任意のIDとPOPメールのパスワードでログインできる。それ以前から提供しているWebメールサービス(メールアドレスとPOPアカウント、POPパスワードでログイン)では問題が起きていないため、同社はWebメールを利用したいユーザーは、旧サービスを利用するよう呼び掛けている。
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