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MSやヤフーなど、動画の視聴状況測定基準を統一
MSやヤフーなど5社が、動画コンテンツ視聴状況測定基準を統一する。精度の高いデータを取得し、動画サービスや動画広告の活性化につなげるとしている。
マイクロソフト、ヤフー、NECビッグローブ、USEN、ビデオリサーチインタラクティブは7月31日、動画コンテンツへの接触状況を測定する基準を統一することで合意したと発表した。ビーコンを利用し、クライアントサイドで計測する方式に統一。精度の高いデータを取得できるとしている。
ユーザーのPCに配信したビーコンの表示回数を測定する「ビーコンタグ方式」で、接触回数と接触人数、接触時間を取得する。
ビーコンタグ方式は、クライアントPCで実際に動画が再生された際のビーコン表示回数を計測する方式。サーバにリクエストがあった回数をカウントする従来の手法と異なり、リクエスト後に動画再生をやめたケースをカウントしないため、精度の高い接触データを取得できるとしている。
統一基準で取得したデータを活用し、動画サービスや動画広告の活性化につなげるとしている。
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