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Intel、初の家電製品向けSoCプロセッサを発表:Intel Developer Forum 2008
Intelが、デジタルテレビなどのインターネット接続家電向けのシステムオンチップを発表した。
米Intelは8月20日、サンフランシスコで開催の2008 Intel Developer Forum(IDF)で、同社としては初の家電製品向けのシステムオンチップ(SoC)「Intel Media Processor CE 3100」(コードネーム「Canmore」)を発表した。9月から出荷開始予定で、Samsung、東芝などが製品への搭載を計画しているという。
家電の中でも特にインターネット接続が可能な製品、例えば光ディスクプレーヤー、CATVのセットトップボックス、デジタルテレビなどをターゲットとしている。
CE 3100はIntel Architecture(IA)を基盤とし、マルチストリームのビデオ処理機能を装備。3チャンネルの800MHz DDR2メモリコントローラ、マルチチャンネルデュアルオーディオDSP、3Dグラフィックスエンジンを備える。
同社はまた、同社のSoCを搭載する家電の普及を目指すコミュニティー「Intel Consumer Electronics Network」の設立を明らかにした。
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IntelはNehalemベースのCore i7とサーバ版「Nehalem-EP」を投入した後、2009年後半に第2世代のNehalemプロセッサ「Nehalem-EX」「Havendale」などをリリースする。
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