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IE 8β2インストール時の注意点

Windows XP SP3では、手順によってはIE 8とXP SP3をアンインストールできなくなるとして、Microsoftが注意を促している。

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 米MicrosoftがInternet Explorer(IE)8β2リリースに合わせ、β2インストール時の注意事項を公開した。

Windows XPおよびWindows Server 2003の場合

 Windows XP SP3以外の場合、特に注意することはない。β2をインストールしようとすると、IE 8インストーラは(β1がインストールされている場合)自動的にβ1をアンインストールして、β2をインストールする。β1をアンインストールする際と、β2のインストールを完了する際の合計2回、再起動が必要となる。マルチコアCPU搭載のWindows XP SP2マシンにβ2をインストールするには、更新プログラム「KB932823」または「KB946501」が必要。更新プログラムは、セットアップウィザードで「最新アップデートをインストールする」を選択すると自動的にインストールされる。

 XP SP3では注意が必要となる。Microsoftは、β1をインストールした後でXP SP3をインストールしている場合は、手動でβ1をアンインストールしてからβ2をインストールするよう勧めている。手動でβ1を削除できない(コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」でIE 8を選んでも「削除」ボタンをクリックできない)場合、そのままβ2をインストールすると、後でIE 8とXP SP3をアンインストールできなくなる。このようなケースでは、XP SP3、IE 8β1の順にアンインストールし、XP SP3を再インストールしてからβ2をインストールするよう同社は勧めている。

Windows VistaとWindows Server 2008の場合

 ユーザーは手動でβ1を削除してから、β2をインストールする必要がある。β1をアンインストールして再起動すると、IEはバージョン7に戻る。その後でβ2にアップグレードする。β2のインストールには、更新プログラム「KB937287」「KB943302」「KB957055」が必要。

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