ミクシィと三菱商事は9月9日、SNS「mixi」向けの決済システムなどを提供する合弁会社「株式会社ネクスパス」を10月1日に設立すると発表した。
資本金は5億円。出資比率は非公開だが、新会社は三菱商事の子会社、ミクシィの持ち分法適用会社となる。
代表権のあるCEO(最高経営責任者)には、ミクシィの笠原健治社長と、三菱商事のWeb決算事業プロジェクトマネージャー・石川治孝氏が就任する。
ミクシィのネットサービス運営ノウハウと、三菱商事の金融ノウハウや小売り・流通企業とのネットワークを組み合わせ、まずはmixi向け決済システム・サービスを提供。将来は、決済システムを外部のネットサービス事業者に提供する計画だ。
ミクシィは、mixi上に有料課金サービスを相次いで投入している。7月には音楽を聴けるサービス「mixi Radio」(有料版は月額840円)や、mixiモバイルで、人気キャラクターを壁紙にできる「キャラクターミクコレ」(月額315円)を始めた。
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