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KDDI、初のスマートフォン発表
KDDIが初のスマートフォンを発表。MSは「国内全キャリアからWindows Mobile端末が提供されることになる」と歓迎している。
KDDIは9月11日、台湾HTC製スマートフォン「E30HT」を来春発売すると発表した。マイクロソフトは「国内携帯・PHS事業者大手5社すべてからWindows Mobile(WM)搭載端末が提供されることになる」と歓迎している。
E30HTはKDDIとしては初の本格的なスマートフォン。Windows Mobile 6.1 Professionalを採用し、QWERTYキーボードを搭載。CDMA2000 1x EV-DO Rev.Aに対応し、下り最大3.1Mbpsのデータ通信が可能だ。
WM端末は、イー・モバイル、ウィルコム、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルの4社が既に発売済み。KDDIの発表で、国内キャリア5社からWM端末が提供されることになる。
マイクロソフトによると、WM端末は世界49メーカー、160通信事業者に採用され、2007年7月〜08年6月のライセンス出荷数は1800万以上。日本では現在までに4社から15機種が発売された。
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