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松下、世界最小“一眼カメラ” 初の「マイクロフォーサーズ」機
新規格「マイクロフォーサーズシステム」を採用した世界最小の“一眼デジタルカメラ”を松下が発表した。EVFを採用したミラーレスで小型化した。
松下電器産業は9月12日、レンズ交換式一眼デジタルカメラとして世界最小となる「LUMIX DMC-G1」を10月31日に発売すると発表した。オリンパスイメージングと共同で策定した新規格「マイクロフォーサーズシステム」を初めて採用。ボディサイズは約124(幅)×83.6(高さ)×45.2(奥行き)ミリ、本体の重さは385グラム(標準ズームレンズで撮影時の重さは635グラム)に抑えた。
マイクロフォーサーズはボディとレンズを小型化するための規格。一眼レフデジカメのミラー部分を省略し、電子ビューファインダー(EVF)を採用した「一眼デジカメ」だ。
撮像素子でとらえたライブビュー映像がファインダーにそのまま映るため、使用時は一眼レフと同じ感覚で撮影可能。小型・軽量な専用レンズ(レンズマウント径はフォーサーズシステムより6ミリ縮小)を利用できる。
有効1210万画素の3分の4インチLiveMOSセンサーを搭載した。EVFは144万ピクセル相当、背面の可動式液晶ディスプレイは3.0インチ・46万ピクセル表示。それぞれ視野率100%で、ファインダーと同じ画像をディスプレイでも確認できる。
オープン価格で、実売予想価格は本体のみが8万円前後、標準ズームレンズ付き「DMC-G1K」が9万円前後、標準ズームレンズと望遠ズームレンズ付き「DMC−G1W」が12万5000円前後。
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