米ワイヤレス通信業界団体のCTIAは9月10日、米国での2008年上半期の無線データサービスに関する統計を発表した。上半期の無線データサービスの収益規模は148億ドルで、前年同期比40%増を記録した。
音声も含めた無線サービス全体の売り上げのうち、20%をデータ通信が占めているという。また6月だけで750億件のテキストメッセージが送信された。つまり、1日当たり約25億件のメッセージが送信されたことになる。前年同月の288億件から160%増加している。
撮影した写真などを含むマルチメディアメッセージの送信が増加しており、そうしたメッセージが2008年上半期だけで56億件送信された。これは、2007年通年の送信件数にほぼ等しい。
6月時点の携帯電話加入者は2億6200万人で、1年前との比較で約2000万人増えている。
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ベンダー別では、Nokiaが引き続き首位。LG ElectronicsがSony Ericssonを抜き、4位に返り咲いた。
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