三菱電機は9月12日、洗濯機事業から撤退すると発表した。国内市場で出荷台数が伸び悩み、業績の改善が難しいと判断した。経営資源は空調冷熱事業など、今後注力する事業にシフトする。
製品投入は現在販売中の機種で終了。生産も10月に終了する予定。アフターサービスは継続する。同社2007年度の洗濯機出荷台数は約37万台、売上高は約116億円。
撤退に関連した一時費用を2008年度第2四半期決算に計上する予定だが、08年度通期の業績見通しは変更しない。
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