Microsoft、ソニーなど21社、デジタルメディア標準策定を目指す業界団体を立ち上げ
大手映画会社と家電メーカー、家電販売店らが、デジタルメディアの取得・再生に関する標準を推進する業界団体「Digital Entertainment Content Ecosystem」を設立した。
大手の映画会社や家電メーカーなど20社以上が、デジタルメディアの取得や再生に関する業界標準策定を目的とする団体「Digital Entertainment Content Ecosystem(DECE)」の設立を発表した。全米レコード協会(RIAA)も参加している。
同団体は、消費者が購入したデジタルコンテンツを、購入先に関係なく、どの端末ででも再生できる業界標準を策定するのが狙い。現行の標準仕様をベースに、フレームワークを策定する。将来的には仕様をライセンス供与し、同時に仕様に準拠した端末やサービスにはDECEのロゴを表示し、消費者が識別できるようにする。つまりDECEのロゴのついたコンテンツであれば、メーカーを問わず同じロゴを表示した機器で再生できることを意味する。
現在参加しているのは、Alcatel-Lucent、Best Buy、Blueprint Digital、Cisco、Comcast、Dolby Laboratories、Fox Entertainment Group、Hewlett-Packard(HP)、Intel、Lionsgate、Microsoft、Movie Labs、NBC Universal、Paramount Pictures、Philips、ソニー、東芝、Verimatrix、VeriSign、Warner Bros. Entertainmentの20社と、RIAA。
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