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ソニー、BRAVIAにコンテンツを配信できるウィジェットSDKを一般に開放
ソニーは「BRAVIA」のコンテンツ配信機能「アプリキャスト」向けウィジェット開発ツールを、個人開発者向けに公開した。
ソニーは9月17日、液晶テレビ「BRAVIA」のコンテンツ配信機能「アプリキャスト」向けウィジェット開発ツール(SDK)を、個人向けに公開した。従来は法人だけに提供していたが、個人でも開発できるようにし、ウィジェットの数や種類を増やす。
アプリキャストは、ネット接続に対応したBRAVIA向けサービスで、テレビ画面の端で、ネット経由で配信された情報を閲覧できる。これまでに天気予報や占い、カレンダーなどのウィジェットを提供してきた。
新たに、アプリキャスト向けウィジェットの開発ガイド、API、サンプルアプリ、エミュレーターなどを個人向けに公開した。JavaScriptとXMLベースのウィジェットを、個人開発者が開発できる。Windows XP SP2以降/Vista用。
個人が開発したウィジェットは、同社が審査した上でアプリキャストで配信する。ウィジェットコンテストも開催。優秀作品に選ばれるとソニー製品がもらえる。募集は来年1月8日まで。
「ネットワークを介したさまざまなコンテンツを楽しむプラットフォームとして、BRAVIAの機能を充実させていく」としている。
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