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Google、書籍検索結果や書評をサイトに組み込めるAPIを公開
Google Book Searchの書籍検索結果や書評、感想などを、ほかのサイトに組み込める新ツールが発表された。
米Googleは9月22日、書籍検索サービスGoogle Book Searchに、サイト運営者向けの新機能を追加したことを明らかにした。
この新ツールを利用すると、Google Book Searchの書籍データを、自由に自分のWebサイトに組み込むことができる。書籍の全文検索結果を表示できるほか、書籍に対する評価や感想などのソーシャル機能を統合することも可能という。サイトの訪問者は、サイトから移動せずにGoogle Book Searchのデータを参照できる。
例えば、オンライン書店Books-A-Millionのサイトで、購入する前に本の内容をさらに詳しく知りたい場合、「Google Preview」をクリックすれば、このサイト上で書籍の内容や評価などを読める。Books-A-Millionをはじめ、Borders.comなどの米国のオンライン書店、英国やインド、オランダなどのオンライン書店も新機能を導入している。
またGoogle Book Searchの新機能は書店に加え、図書館、出版社、作家のWebサイト、またソーシャルブックサイトでも導入が始まっているという。
この機能をサイトに組み込むためのAPIの詳細はGoogle Codeのページに掲載されている。
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