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ソフトバンク、来年1月にフェムトセル商用化へ NECがシステム受注

ソフトバンクモバイルが、フェムトセルサービスを来年1月に商用化する。NECがシステムを受注した。

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 NECは9月22日、ソフトバンクモバイルからIMS(IP Multimedia Subsystem)方式のフェムトセルシステムを受注したと発表した。ソフトバンクモバイルは、来年1月に同システムを使ったサービスを始める予定。IMS方式のフェムトセルシステムは世界初という。

 フェムトセルは、ユーザーの宅内などに設置する超小型基地局。ブロードバンド回線を利用して携帯電話の電波を送受信でき、従来の基地局では電波が届きにくいエリアでも携帯を利用できるようになる。

 IMSは、音声や動画などのマルチメディアサービスを、携帯電話のパケット網で提供するためのシステム。基幹ネットワークのIP化に対応するため、ブロードバンド、固定網、携帯網で共通ネットワークを構築できる。

 NECが受注したシステムは、フェムトセルからの通信をIMSで独立制御。既存の携帯網に負荷をかけず、トラフィックが増えても、輻輳(ふくそう)を防げるとしている。

 NECはこれまで、イギリスなどで、フェムトセルのトライアルを進めている(O2、NEC、Ubiquisys、英国でフェムトセルのトライアル実施を発表)。

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