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Microsoft、SQL Server次期バージョンの機能を一部発表
Microsoft SQL Serverの次期版「Kilimanjaro」ではBI機能が強化され、セルフサービス分析機能などが搭載される。
米Microsoftは10月6日、Microsoft SQL Serverの次期バージョン「Kilimanjaro(コードネーム)」について、一部の機能を発表した。Kilimanjaroは、特にビジネスインテリジェンス(BI)の活用を主眼として開発が進められている。
Kilimanjaroでは、新たにセルフサービス分析機能の「Project Gemini(コードネーム)」とセルフサービスリポート機能が搭載されるという。また開発中のデータウェアハウス機能「Madison(コードネーム)」の搭載を予定していることを明らかにした。
Project Geminiは、従業員がデータを好きなように取り出して独自のBIアプリケーションを構築し、使い慣れたMicrosoft Officeツールでほかのユーザーと共有、協業できるようにするという。
Madisonには、9月に買収したデータウェアハウス・アプライアンスのベンダーDATAllegroの技術を統合、膨大なデータに多数のユーザーが同時にアクセスできるようにしつつ、総所有コスト(TCO)を低く抑えるとしている。
Kilimanjaroのコミュニティー技術プレビュー(CTP)版は今後12カ月以内にリリース予定。正式リリースは2010年前半となる見込み。
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