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Mac OS Xのアップデート公開、40件の脆弱性に対処
「Security Update 2008-007」では、Mac OS X 10.4.11と10.5.5の多数の脆弱性を修正した。
米Appleは10月9日付でMac OS Xのセキュリティアップデートを公開し、深刻な脆弱性を修正している。
「Security Update 2008-007」は、Mac OS X 10.4.11と10.5.5が対象となる。Appleのセキュリティ情報に記載された脆弱性は20項目、計40件。Apache、ClamAV、PHP、MySQL Serverといったサードパーティーアプリケーションの更新版が盛り込まれたほか、Finder、QuickLook、Single Sign-Onなどの脆弱性に対処した。
これら脆弱性が悪用されると、細工を施したファイルを使って任意のコードを実行されたり、クロスサイトリクエストフォージェリやクロスサイトスクリプティング攻撃などを仕掛けられたりする恐れがある。
Mac OS Xのアップデートはシステム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」パネル、またはAppleサイトのソフトウェアアップデートページから入手できる。
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