カナダのResearch in Motionは10月21日、自社のスマートフォンBlackBerryに向けて開発されたアプリケーションの販売を行う「BlackBerry Application Storefront」と「BlackBerry Application Center」を発表した。
BlackBerryの開発者がアプリケーションを配布するための窓口となる「BlackBerry Application Storefront」は2009年3月にスタート予定。サードパーティーのデベロッパーはアプリケーションの売り上げのうち8割を得ることができる仕組みで、7割に設定されているApp Storeよりも取り分が多い。支払いにはPayPalを採用。企業内でのアプリケーション配布は従来の方式を継続して利用できる。
ユーザーは、BlackBerry内に組み込まれた「BlackBerry Application Center」を通してアプリケーションを購入する。アプリケーションのラインアップはキャリアがコントロールできる仕組みとなっている。
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