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Sun共同創業者のベクトルシャイム氏、2度目の退社で新興企業へ
Sun Microsystemsの共同創業者アンディ・ベクトルシャイム氏が、クラウドコンピューティング向けソリューションを提供する新興企業の会長に就任する。
Sun Microsystemsの共同創業者で、上級副社長兼チーフアーキテクトの任にあったアンディ・ベクトルシャイム氏がSunを離れ、新興企業Arista Networksの会長兼最高開発責任者(CDO)に就任することになった。Aristaが10月23日、明らかにした。
またAristaは、Cisco Systemsの元上級副社長ジェイシュリー・ウラル氏を、社長兼CEOに任命した。
ベクトルシャイム氏は1995年にSunを退社、設立した会社が1996年にCiscoに買収されたため、1996年から2003年までCiscoでギガビットシステム事業部門の副社長兼ジェネラルマネジャーを務めた。その後2003年にCiscoを退社し、新たに会社を共同設立したが、その会社が2004年にSunに買収されたため、Sunに復帰していた。
Arista(旧社名Arastra)は、10ギガビットイーサネット(10GbE)と、「Cloud Networking」ソリューションを提供するベンダー。米メディアは、ウラル氏とベクトルシャイム氏の参加により、同社はCiscoとの競争に本腰を入れると報じている。
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