米Microsoftは11月11日(日本時間12日)に2件の月例セキュリティ情報を公開し、WindowsとOfficeの脆弱性に対処する予定だ。7日の事前通知で明らかにした。
セキュリティ情報の内訳は、最大深刻度の「緊急」が1件、「重要」が1件となる。緊急レベルのパッチでは、Windows XPやWindows Vista、Windows Server 2008など幅広いOSに深刻な影響を及ぼすMicrosoft XML Core Servicesの脆弱性に対処するという。2007 Microsoft Office SystemやOffice SharePoint Server、Office Groove Serverも影響を受ける。
もう1件の重要レベルパッチは、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008が対象となる。
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Microsoftは事前通知の通り「緊急」4件、「重要」6件、「警告」1件の脆弱性を修正するプログラムを公開した。
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