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Adobe、クラウドでWebアプリを開発する「Cocomo」β公開

Cocomoでは、既存のアプリにリアルタイムAV機能を加えたり、新しいソーシャルアプリを開発することができる。

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 米Adobe Systemsは11月17日、クラウドコンピューティングを介してWebアプリケーションを開発できる“サービスとしてのプラットフォーム(PaaS)”「Cocomo」を発表した。

 CocomoはFlexコンポーネント、ホスティング型サービスインフラ、開発モデルで構成される。開発者はCocomoとAdobe Flexを使って、既存のアプリケーションにリアルタイムオーディオ・ビデオ、チャットなどのコラボレーション機能を加えたり、Flash PlayerやAIRを使った新しいマルチプレイヤーゲームやソーシャルアプリケーションを短期間で作ることができる。

 AdobeはWebアプリケーションに追加できるソーシャル機能として、データメッセージング、VoIPオーディオ、Webカメラの動画、リアルタイムファイル共有、テキストチャットなどを挙げている。

 Adobe自身、Acrobat 9、Adobe Reader 9、Acrobat.comでCocomoを利用し、PDF文書のリアルタイムコラボレーション機能を提供しているという。またYahoo! MapsYouTubeとCocomoのマッシュアップも公開されている。


YouTubeとCocomoのマッシュアップ。ビデオにペンで書き込むことなどができる

 Cocomoは現在β公開中。登録は無料。

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