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200のヤフオクIDで海賊版を売り続けた男逮捕
ヤフオクを悪用してPCソフトの海賊版を販売していたとして、男が逮捕された。少なくとも200のIDを使って販売を続けていたとみられる。
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、北海道警は、Yahoo!オークションを悪用してPCソフトの海賊版を販売していたとして、著作権法違反の疑いで東京都世田谷区の会社員の男(46)を逮捕し、11月20日に送検した。
調べでは、男は今年1月26日ごろから4月19日ごろまでの間、「Office Professional 2003」(Microsoft)などを無断複製したCD-Rを、札幌市の男性などに対して販売した疑い。
男はヤフーにIDを停止されたり、一定期間使用したIDは自ら停止するなどし、少なくとも200のIDを使って海賊版販売を繰り返していたという。今年9月までの9カ月間で160万円の売り上げがあり、ほかの期間の売り上げも調べを進める。海賊版の「マスター」は、摘発された海賊版販売サイト「ジャパネットおかま」から購入していたという。
道警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じてMicrosoftに連絡した。一般ユーザーからもACCSに対し、6つのIDについて情報が寄せられていたという。
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