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Acer「Aspire one」が台数シェアで首位に 来春には10.1インチ液晶モデル
低価格ミニノートPC「Aspire one」の出荷台数が世界で220万台を突破し、NetBook台数シェアで首位となった。
日本エイサーは11月25日、ミニノートPC(Netbook)「Aspire one」の2008年第3四半期(7〜9月期)の出荷台数が世界で220万台を突破し、ミニノート市場の台数シェアで首位になったと発表した。
Aspire oneは7月の台湾を皮切りに世界で発売した。同社が引用したTechno System Researchの調べでは、Aspire oneの第3四半期のグローバルシェアは48%。第4四半期には280万台を出荷する見通しで、台数シェアは53%に拡大。年間では508万台でシェア42%になるとしている。
日本では8月に発売し、BCNランキング調べで国内Netbook月間販売台数ランキングで9月、10月と2カ月連続でトップとなった。
今後は「さらなるNetbook市場の拡大が予想され、ニーズも多様化する」と見ており、来春には液晶ディスプレイを10.1インチに拡大したモデルを発売する予定だ(現行モデルは8.9インチ)。
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