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Samsung、企業向け大容量SSDを量産開始
「Samsung Enterprise SSD」は低消費電力で、ランダム書き込み速度は従来の大容量SSDの2倍としている。
韓国のSamsung Electronicsは11月25日、サーバ向け大容量SSD「Samsung Enterprise SSD」の量産を開始したと発表した。容量は25Gバイトと50Gバイトの2種類。
エンタープライズ市場向けに設計された新SSDはシングルレベルセル(SLC)タイプで3Gbps SATAインタフェース採用。ランダム書き込み速度は同社の標準的な32Gバイトと64GバイトのSSDの約2倍としている。
サイズは2.5インチで、消費電力はアクティブモードで1.25ワット時、アイドルモードで0.3ワット時と、同じサイズで15000rpmのSAS HDDの25%以下。1ワット当たりのI/O処理速度は、15000rpmのSAS HDDの10倍速いという。読み出し速度は最高で100Mバイト/秒、書き込み速度は最高で80Mバイト/秒。
今月から出荷開始の予定。
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