08年下半期、M1層が最も注目したのは「ストリートビュー」:ねとらぼ
電通子会社が発表した「M1グランプリ」によると、首都圏の男性20〜34歳が下半期に最も注目したのはGoogle「ストリートビュー」。「誰でも自由に利用できる点が支持を得た」と屈託のない説明。
電通子会社のMedia Shakersが運営する「M1・F1総研」は12月3日、今年下半期にM1層(男性20〜34歳)が最も注目した「M1グランプリ」として、Google マップの新機能「ストリートビュー」を選んだと発表した。プライバシーやネットサービスのあり方までさまざまな論議を呼んだストリートビューだが、説明文は「ハイレベルでありながら、誰でも自由に利用できる点が支持を得た」と屈託がない。
無料誌「R25」「L25」(リクルート)の読者に対し、ヒットした・話題になった商品やサービス、注目された人、気になったキーワードなどをフリーアンサーで回答してもらい、40のワードを選んだ。その上で1000人のM1・F1層にネットで調査し、各候補を「お気に入り度」「話題性」「新規性」で得点化して選んだ。
ストリートビューはF1でも3位に。「まるで自分がその道を歩いているかのようなハイクオリティのバーチャル体験を、誰でも自由に利用できるという点がM1層の支持を得ました」という。M1で3位に入った「低価格ミニノートPC」など、「ハイレベルでありながら、手軽さや低価格など、誰でも自由に手にすることができるモノやサービスがM1・F1層の高い支持を得ている」といい、「クオリティの大衆化」という傾向を読み取っている。
「F1グランプリ」は東京に初出店した北欧発のアパレルSPA「H&M」。2位はM1・F1とも「iPhone 3G」だった。
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