ニュース
東芝、新型二次電池「SCiB」量産に向け新工場
東芝は新型二次電池「SCiB」の本格量産に向け、新工場を整備する。09年秋ごろに着工し、10年秋ごろをめどに量産を始める計画。
東芝は12月24日、新型二次電池「SCiB」の本格量産に向け、新工場を整備すると発表した。第一候補地は新潟県柏崎市。2009年秋ごろに着工し、10年秋ごろをめどに量産を始める計画だ。
SCiBは、5分間で容量の90%以上の充電が可能で、1日1回充放電を行っても10年以上使用でき、安全性も高いという二次電池。
現在は佐久工場(長野県佐久市)で生産しているが、産業用途や車載用途への需要拡大を見込み、生産体制を増強する。具体的な建設スケジュールについては、市場動向を踏まえて改めて決めるとしている。
関連記事
- 充電5分、6000回以上充放電可能──東芝の新型二次電池「SCiB」、携帯への採用にも期待
東芝は、同社の新型二次電池「SCiB」をノートPCのバッテリーサイズに小型化した試作機をCEATEC JAPAN 2008で公開。安全性と急速充電性、長寿命性などを特徴とし、ノートPC以外に携帯機器への採用も期待される。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.