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アンデス電気が民事再生申請 負債197億円
携帯向け液晶のカラーフィルターやワンセグチューナーなどで知られるアンデス電気が民事再生を申し立てた。景気の急減速で自主再建を断念。
帝国データバンクによると、携帯電話向け液晶ディスプレイ用カラーフィルター生産などを手がけるアンデス電気(青森県八戸市)が1月5日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は昨年4月末時点で約197億円。
携帯電話向け液晶ディスプレイ用カラーフィルターで世界シェア3割を占め、ワンセグチューナーモジュールや空気清浄機なども販売。08年4月期には約204億3000万円の売上高があった一方、原材料価格の高騰や受注単価の下落などから、約2億8200万円の最終赤字に陥っていた。景気の急減速で昨年末にかけて売り上げが減少、資金繰りが限界となり、自主再建を断念した。
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