西武百貨店は1月7日、情報処理推進機構(IPA)職員が私物PCでファイル交換ソフトを使ってウイルスに感染し、情報流出させた問題で、流出した情報に同社社員の個人情報が含まれていたと発表した。
流出したのは、2000年当時の社員6296人分の所属や名前、メールアドレス。顧客データは含まれていない。同社が同年に開発した社員用OA研修システムの開発データも流出した。
流出させたIPA職員は以前、同社のシステム開発委託先の担当者で、私物PCに関連データを保存していたとみている。
関連記事
- IPA職員の情報流出は1万6000件 「Winny」「Share」でわいせつ画像など入手
IPAの職員が私物PCで「Winny」「Share」を使用して情報を流出させた問題について、流出したファイルは約1万6000件と発表した。同職員は、ファイル交換ソフトを通じてわいせつ画像などをダウンロードしていたという。 - IPA職員の私物PCから情報流出 「Share」経由か
IPAの職員の私物PCからファイル交換ソフトを介し、プライベート写真などが流出した。「Share」経由とみられる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.