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Microsoft、「People Ready」の新広告キャンペーンを開始
Microsoftがこの冬展開する企業向け新キャンペーンは、3億ドルを投じたVistaのキャンペーンとは異なり、「時間と経費を節約しつつ効果的なものに仕上げた」としている。
米Microsoftは1月11日、今週立ち上げる新しい広告キャンペーンの内容を明らかにした。
「It's everybody's business」をテーマとする新キャンペーンは、テレビ、オンライン、紙媒体を駆使して展開される。Coca-ColaやNestle USAなど世界主要企業のトップにインタビューした音声を用い、各企業がテクノロジーを利用してどのように問題を解決し、より競争力のある企業に成長したかを、アニメーション仕立てで宣伝する計画という。
昨年秋に3億ドルを投じて展開したWindowsの「I'm a PC」キャンペーンは消費者を対象としたものだったが、今回のキャンペーンは、企業や企業の技術担当者が対象。Microsoftが送るメッセージも異なり、アプローチ方法もまったく違うと同社は説明している。例えば企業トップへのインタビューは電話で行い、動画はすべてアニメーションで表現することにより、制作コストを削減しつつ「クールな」CMに仕上げたとしている。
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