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Ericsson、従業員5000人を削減――第4四半期の純利益は31%減
Ericssonの第4四半期決算は、純利益が前年同期比31%減。これを受けて、従業員5000人を削減する計画を明らかにした。
スウェーデンのEricssonが1月21日に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高は前年同期比23%増の670億クローナだったが、純利益は同31%減の39億クローナとなった。
同社とソニーの折半出資によるSony Ericssonの携帯電話事業不振とリストラ費が、純利益の減少につながったとしている。
通年では、売上高は前年比11%増の2089億クローナ、純利益は同48%減の113億クローナだった。
同社は2008年2月に年間40億クローナのコスト削減計画を発表したが、今年も計画を続行。通年で67億クローナを投じてリストラを行い、2010年内に年間100億クローナのコスト削減を目指す。
またEricssonは、従業員5000人を削減することも明らかにした。うち約1000人はスウェーデンの、主にストックホルムの従業員になるという。
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