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富士通、HDDヘッド事業から撤退

富士通がHDDヘッド事業から撤退する。すべて外部調達に切り替え、コストを削減する。

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 富士通は1月27日、HDDヘッド事業を3月31日に終息すると発表した。HDDヘッドはすべて外部調達に切り替え、コストを削減する。

 「HDDヘッド事業は研究開発費用が重く、投資回収が見込めないと判断した」ため終息を決めた。同社はHDDヘッドの2〜3割を自社で、残りを外部から調達していたが、すべて外部調達に切り替える。

 長野工場のHDDヘッド製造ラインは停止。長野工場は主力のサーバや通信機器向けのプリント基板事業を中心に事業を継続する。HDDヘッド事業に携わっていた従業員約360人はグループ内で再配置を進める。

 同社はHDD事業全体の見直しを進めており、東芝など複数社と売却交渉を行っている。

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