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Wii Fit活用したメタボ指導システム、NECや日立が発売
Wii Fitを活用した健康管理システム「Wii Fit からだチェックチャンネル」を任天堂が開発。NECなど3社が、メタボ指導用のシステムに組み込んで販売する。
任天堂は1月27日、「Wii Fit」を特定保健指導(いわゆる「メタボ検診」)システムに活用するためのアプリ「Wii Fit からだチェックチャンネル」を開発したと発表した。NEC、日立製作所、パナソニックメディカルソリューションズの3社がそれぞれ、同アプリを活用したシステムを開発し、健康保険組合などに販売する。
Wiiをネットに接続し、Wii Fitで記録した体重や運動データを医療関係者に送信。メールなどで健康に関するアドバイスを受けられる仕組み。ニンテンドーDS用ソフト「歩いてわかる 生活リズムDS」で測定した歩数データを元に指導を受けることもできる。
NECは4月から、社員と家族向けに同アプリを活用したサービスを提供。健康保険組合などへの外販も行い、今後3年間で150件の販売を目指す。日立は2月から社内で試行し、その後、健康指導サービス提供者向けにASPサービスとして提供する予定だ。
パナソニックメディカルソリューションズも、メールを活用して保健指導が簡便に行えるサービスを、健康保険組合など向けに4月から販売する。
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