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AT&Tは純利益23%減、iPhone新規加入は190万件
10〜12月期のiPhoneアクティベーションは190万台で、うち約40%のユーザーは同社の新規顧客だった。
米AT&Tが1月28日に発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高が前年同期比2%増の311億ドル、純利益は同23%減の24億ドル(1株当たり41セント)だった。
ワイヤレスデータサービスの売上高は堅調で前年同期比51.2%増となり、ワイヤレス関連全体の売上高も13.2%増となった。AT&T U-verseサービスを含む有線IPデータサービスの売上高も14.2%増となったものの、これらの伸びは従来の音声電話売り上げの減少で相殺されたとしている。
第4四半期にアクティベートされたiPhone 3Gは190万台で、うち約40%のユーザーはAT&Tの新規顧客だった。iPhone 3Gユーザーが、加入者1人当たりの月平均売上高を押し上げている。
通年では、売上高は前年比4%増の1240億ドル、純利益は同7.7%増の129億ドル(1株当たり2.16ドル)だった。
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