ニュース
Googleの障害、原因はうちじゃない――StopBadware.orgが反論
StopBadware.orgの反論を受け、Googleは大規模障害についての説明を訂正した。
Googleの検索結果で大規模な不具合が起きた件について、スパイウェア対策プロジェクトStopBadware.orgは1月31日、同団体がこの問題を引き起こしたかのようなGoogleの説明を否定するコメントを公表した。
この問題は1月31日に発生、Googleのすべての検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示された。Googleは原因として、StopBadwareから受け取った最新の不正サイトURLリストに問題があったと公式ブログで説明した。
だがStopBadware.orgはこの説明は正しくないと反論。GoogleはStopBadware.orgからリストを受け取っているのではなく、独自の不正サイトリストを作成していると主張した。
Googleはその後StopBadware.orgのコメントを受けて、ブログの説明を訂正。StopBadware.orgからリストを受け取ったという部分を、「当社はStopBadware.orgと協力して不正サイトリストの掲載基準を決めている」と改めた。
GoogleはStopBadware.orgのスポンサー。同団体はGoogleの訂正を受け、Googleの当初の誤った説明は「よくある誤解」だとし、同社の対応に感謝すると述べている。
関連記事
- Gmail、「迷惑メール」誤判定 検索不具合と同じ問題で
- Google検索、世界で不具合 「人的ミス」で全URLに「コンピュータに損害を与える可能性」
- Googleに不具合 全検索結果に「コンピュータに損害を与える可能性」とメッセージ
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.