東芝は2月9日、不揮発性RAMとして世界最大容量・世界最速となる、容量128Mビット、転送速度1.6Gバイト/秒のFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)を開発したと発表した。
独自の省スペース技術「チェーン構造」の改良型を採用。セルサイズを小型化した際の信号量の低下を防ぐ新規アーキテクチャも搭載し、集積度を向上した。
データ転送時に生じる内部の電源供給レベルの揺れを予測・調整する電源回路を追加し、転送速度を向上させた。
インタフェースはDDR2。携帯電話やモバイルPC、SSDなどでの利用を見込む。
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