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Microsoft、企業向けに二酸化炭素排出量を測定できるツールを発表
Microsoftが中小企業向けに、エネルギー消費量や二酸化炭素排出量を測定し、グリーンな企業を目指すのを支援するツールセットを発表した。
米Microsoftは2月9日、中小企業向けに、エネルギー消費量と二酸化炭素排出量などを測定するツールセット「Environmental Sustainability Dashboard for Microsoft Dynamics AX」を正式に提供開始すると発表した。同社のERPアプリケーションMicrosoft Dynamics AX 2009のユーザーは追加費用なしで新ツールセットを利用できる。
企業は新ツールを用いて、直接的な燃料消費量と、電力などの消費に伴う二酸化炭素排出を含む、各種データを収集できる。またこれらの情報を基に、二酸化炭素排出量を監視してエネルギーコストを削減し、環境対策を推進することが可能になるという。
Environmental Sustainability Dashboardは環境管理センターとして機能し、環境管理に必要な情報を従業員レベルで収集し、その結果をMicrosoft Dynamics AX 2009などのプロダクティビティツールで表示できる。そのため従業員の環境保護への意識が向上するだけでなく、情報の透明性が増し、全社的に環境問題が正しく把握できるようになるとしている。
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