米Googleは2月10日、Gmailのメールの末尾につける署名に、現在自分がいる場所の情報を自動的に追加する機能をGmail Labsに追加した。
この機能を使うには、英語版のGmailでLabsアイコンを選択してLabsのタブで「Location in Signature」をオンにし、Gmailメインの「Settings」の「Signature」の下に表示される「Append your location to the signature.」をチェックする。なんらかのSignatureが選択されており、Gearsが有効になっている必要がある。
位置情報は、http://mail.google.comがGearsを利用して取得する。基本的にIPアドレスによって特定されるため、常に正確とは限らないという。例えばヒースロー空港にいる場合、ロンドンではなくドイツにいると認識される場合がある。Wi-Fiアクセスポイントでの特定に対応する最新のGearsをインストールしており、無線で接続している場合は、より正確な位置情報が表示されるとしている。
位置情報を署名に追加する機能はいつでもオフにできる。
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Gmail Labsによって次々と試験的に新機能を打ち出すGmailは、Yahoo!やMicrosoft、AOLなどの競合にプレッシャーを与えている。(ロイター)
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