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Opera、ブラウザをスピードアップする「Opera Turbo」発表
企業ユーザー向けの新サービス「Opera Turbo」は、帯域消費を圧縮することでブラウザを高速化する。
ノルウェーのOperaは2月12日、企業ユーザー向けのブラウザ高速化サービス「Opera Turbo」を発表した。Opera TurboはOpera Desktop、Opera Mobile、Opera Devices SDKを利用する企業ユーザー向けで、帯域消費を圧縮することでブラウザをスピードアップさせる。
Opera Turboが携帯電話やPCに転送されるデータを最高80%圧縮することで、ネットワーク業者はネットワークトラフィックを削減でき、端末メーカーはより高速なブラウザアプリケーションを構築できるという。Opera Mini同様、サーバサイドで最適化するため、低機能な携帯電話でもページ表示が高速になる。また、AjaxやFlashなどの動的なWeb技術をフルサポートする。
一般ユーザーは時間制あるいはパケット制の料金体系でOpera Turboを利用できるようになる見込み。ネットワーク環境が不十分な地域でも、より多くのユーザーがネットワークリソースを使えるようになるとしている。
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