総務省が2月17日に発表した調査結果によると、地上デジタル放送対応受信機を保有している世帯は49.1%と、5割に届かなかった。
調査は20歳以上を対象に1月9日〜18日にかけて調査員の面接で行い、1317件の回答を得た。
地上デジ対応受信機を保有し、デジタル放送を見ることができる世帯は44.3%、保有しているが見られない世帯は4.7%、保有していない世帯は50.3%、分からない世帯は0.6%だった。
地上アナログテレビが終了する時期を記入してもらったところ、2011年と正しく回答した人は77.8%、間違った時期を答えた人は9.9%、分からない人は12.2%だった。
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