台湾BenQの日本法人・ベンキュージャパンは3月19日、日本のPC市場に参入すると発表した。低価格な液晶ディスプレイ一体型デスクトップPC「nScreen」(エヌスクリーン)シリーズを発売する。
ディスプレイが18.5型(1366×768ピクセル表示)の「i91」を4月中旬に、21.5型(1920×1080ピクセル表示)の「i221」を4月下旬に発売。オープン価格で、実売予想価格はi91が4万9800円、i221が5万9800円。
それぞれ、AMDの薄型ノートPC向けプラットフォーム「Yukon」を採用し、Sempron 210U(1.5GHz)を搭載した。メモリは1Gバイト、HDDは160Gバイト。メモリーカードリーダーや130万画素Webカメラも搭載する。OSはWindows XP Home Edition。
日本では、デスクトップPCの市場規模が年々縮小しているが、「ノートPCやミニノートより大画面で、シンプルにネットやメール、写真、音楽を楽しめるPCの要望も高まっている」とし、2台目や家族用の需要を取り込む狙い。
同社はこれまで、日本では液晶ディスプレイやプロジェクターなどを販売。海外ではノートPCも販売していた。
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