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「Webページの存在証明」サービス、サイトに埋め込み可能に API公開

Webページをキャッシュとして保存し、そのキャッシュに対してタイムスタンプを発行できる「Webページの存在証明サービス」が、自分のサイトに埋め込めるようになった。

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 ソフトウェア開発などを手がけるケーシーエスと、茨城大学工学部は4月6日、Webページをキャッシュとして保存し、そのキャッシュに対してタイムスタンプを発行することができる「Webページの存在証明サービス」のAPIを公開した。

 同サービスは、専用サイトでWebページのURLを入力すると、テキストや画像を含むキャッシュファイルと、それに対応するタイムスタンプのファイル入りZIPファイルをダウンロードできるというもの(「Webページの存在証明」サービス キャッシュと日時を保存)。

 APIを使えば、キャッシュファイルとタイムスタンプ入りZIPファイルのダウンロード用リンクを、自分のサイト内に設置できる。ユーザー登録し、サイトのURLなどを入力すれば、専用URLを発行。そのURLをサイト内にリンクとして埋め込めばOKだ。

 サイト閲覧者は、リンクをクリックするだけでZIPファイルをダウンロードでき、従来のように専用サイトにアクセスしたり、ツールバーをインストールする必要がない。

 サイト運営者は、APIを利用することで、提供する情報の信頼性をアピールできるとしている。コンプライアンスを重視する企業などでの利用を見込むが、当面は無料で試験運用する。

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