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HOTSPOT、Eye-Fi利用時は無料に
NTTコムの公衆無線LAN「HOTSPOT」が、Eye-Fi利用時は契約者でなくても無料になる。「HOTSPOT connect」の第1弾サービスだ。
NTTコミュニケーションズは6月4日、公衆無線LANサービス「HOTSPOT」の新サービスとして、HOTSPOT契約者以外でも、特定のWebサイトを閲覧したり、特定のネットサービスを無料で利用できる「HOTSPOT connect」を始めた。
第1弾として、無線LAN機能を搭載したSDメモリーカード「Eye-Fi Share」「Eye-Fi Share Video」と連携。HOTSPOT契約者でなくても、Eye-Fiを搭載したデジタルカメラや動画カメラから、HOTSPOTのアクセスポイントを通じて無料で写真や動画をアップロードできる。
7月からは、OCNのブログポータル「OCN Blogzine」など一部のWebサイトも無料で閲覧可能に。対応サイトは随時追加していく。接続設定を自動で行うPC向けソフト「HOTSPOT Gear」もあわせて提供する。
HOTSPOTのアクセスポイントは全国に8000カ所あるが、当初は都営地下鉄全駅など一部のエリアが対象。対応エリアは順次拡大する。
Netbookやスマートフォンの普及で「これまで無線LANサービスを利用してこなかった人の潜在的需要が伸びている」(NTTコミュニケーションズの古澤祐治さん)とし、まずは無料で試して利便性を知ってもらい、HOTSPOTの契約者数を増やす狙い。十分な数のユーザーが集まれば、対応Webサイトやネットサービス事業者からスポンサー料も得る計画だ。
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