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実物大ガンダム公開スタート 早速見てきたフォトリポート
高さ約18メートルの1/1ガンダムが完成し、正式公開が始まる。遠くから見るとその大きさに、近くから見るとそのリアルさに驚く。この夏はカツ、レツ、キッカになった気分で白いモビルスーツを見上げよう。
アニメの設定と同じ高さ約18メートルという“実物大”の「機動戦士ガンダム」が完成し、東京・お台場の潮風公園で7月11日から8月31日まで公開される。
いわゆる「ファーストガンダム」の放映から30周年を記念して製作されたもので、緑あふれる都市再生と魅力あふれるまちづくりを目指す「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」の一環で、東京へのオリンピック招致にも一役買う。
実物大ガンダムは「30周年目の再スタート『For the next step』をテーマに、左足を一歩踏み出している姿をデザインした」というが、そのために設計段階からかなりの苦労があったという。潮風に耐えるため、素材にはFRP(繊維強化プラスチック)を採用した。
8月21〜23日には、近くの東京ビッグサイトで「GUNDAM BIG EXPO」が開かれる。この夏、お台場はガンダム新時代のカタパルトになりそうだ。
台場駅ホームから見えるガンダム。潮風公園にはゆりかもめ「台場」駅、「船の科学館」駅の両方から行けますが、ガンダムが立っている「太陽の広場」には台場駅からのほうが近い。駅には「ガンダムはこちら」といった案内も掲示されてます
会場などで販売される30周年記念公式パンフレット(2500円)には、富野由悠季さん、安彦良和さん、大河原邦男さんのコメントも。「(ガンダム30周年を迎え)なぜこのようになれたのか、ということは、嫌でも考える時間をいただきましたから、解答を得たかったのですが、いまだその理由はわかりません。ニュータイプではありませんから……」(富野さん)
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